2週間ぶり
先週はがっつりイベントで出張っており、そのダメージもあって実はこの1週間は少し風邪気味であった。
オールナイトのイベントはこの年にはやっぱりきついですね。
そんなわけでようやく回復した今週、2週間ぶりのライドである。
ちなみに昨日も週中のダメージと、遊びに行った疲れが取れなかったので1日だらだら過ごして回復を図った。
おかげで今朝は4時半にぱっちり目が覚めて、ご飯を食べて家を出た。
体力は7割方だぜ。
で、ある程度長く走りたいと思いつつ、最近体のあちこちが痛いのでどうしようかしらと地図を見ながら方々をみるが、なかなかピンとこない。
そんな中で、ふと乗り始めた当初に一度考えたことがあった。
それは秩父への自転車での往復だ。
距離的に今の実力でもできなくはないのだけど、ただかなり微妙な距離でもある。
1日で往復するにはちょっと厳しいのよね。
なので泊まりがけになるのだけど、そうなると宿代もかかるし、最近高いから躊躇している。
とはいえいつかは成したいと思っているので、今日はそっち方面を目指してみることに。
微妙に行ったことのないエリアでもあったのでね。
6時に家を飛び出た。
秋も近い空気
最近はお朝早い時間は気温も良心的で、なんなら風は涼しい。
ただ、空気は湿気を含んでベタついているから心地良くはないのだよね。
まだまだセミが忙しく鳴いているが、そんな空気と音が昔から知っている夏の風景であった。
空には雲が広がっているが、なんだかノスタルジアを感じつつ、2週間ぶりなので体の具合を確かめながら走る。
まあ、そんなに一気に体力が落ちることは流石にないのだけど、問題は体力以外のところだ。
序盤から左足の膝の下あたりの筋がジリジリと痛くて、ペダルが踏めない程でもないのだけどずっとそこにある感じが実に具合が悪い。
まあ、後でしっかりケアしよう、どうにもあかんかったらそこでやめようと思うことにした。
結果、最後までシクシクと痛むのだが・・・。
さて、今日は久しぶりに荒サイ沿いに北上していくのだけど、ちょっとだけ工事が進んでいるエリアもあり、ちょっと新鮮だったりする。
いるのは散歩中のじいさんばあさんばかりで、元気で結構なことだ。
最近改めて感じているが、自転車道なり大通りなりはわかりやすいし走りやすいのだけど、ひたすら道だけが続くので、正直ちょっと飽きるのである。
なので途中から街路地を走るのだが、今度は道が混雑しすぎて迷子になる。
一体どっちがいいのかいまだに答えが出ていない。
それはともかく、多少通り過ぎたりもしたが、11時前くらいに目的地に到着。
行ったのは針型城後付近の公園。
地域の文化遺産公園みたいな感じだが、隣接された休憩スペースで一服しながらしばし風にすずむ。
まもなく11時という頃に着いたが、風が心地よくて本当に良かったね。
あたりは人気もなく静かで、ついボケッとしてしまった。
来客はまばらだが、夏休みらしき小学生くらいの子連れもあれば、1人で同じくまったり食事をとる女性の一人客などまちまちだ。
田舎の商業施設って押し並べてこの感じだが、それがちょうどいいのよね。
それにしても涼しい。
しばらくぼーっとしたのち、腹も減ったので昼食を取るべくラーメン屋を探す。
近隣には見当たらないが、1時間ほどのところに発見、いくつかあったがいかにも地元の感じの店を目指すことに。
道中はほぼ一本道でわかりやすかったが、田舎の細道でこういうところは走っていて楽しいよね。
ほとんど迷わず到着。
今日のラーメン:中華一推
一瞬ひらけた道沿い、それこそスナックとかが連なっているような昔の商店街みたいな一角にその店はあった。
暖簾がなければ気がつかないくらいだ。
ちょうど着いた頃に1組出てきた。
朝からベッタベタに汗をかいていたので一瞬憚られたが、栄養を取らないと死んでしまう。
申し訳ない気持ち半分で入店。
入るとカウンター席には常連と思しき客があったが、店主が奥さんと思しきに何か言っている。
ただ誰向けに言ったのかもよくわからないが、正直私があまり好きではないコミュニケーションの感じだ。
ともあれ、塩ラーメンと餃子を注文。
程なくして供される。
まず餃子、これはうまかった。
マジでビール飲みたくなる感じ、餡にもしっかり味がついており、これはあたりだ。
冷凍で通販やっていたらマジで注文したいレベル。
続いてラーメンも到着、出しはカツオ強めだが、独自に出しをとっているのだろう。
一味かな、ほんのりピリリ感もあり悪くない。
ただ、この日の私はかなりミネラルを消費していたせいもあってか、ちょっと物足りなかったな。
美味しかったけどね。
ちなみに店主は終始常連客の女の子に料理の隠し味的なことを中華に限らず話をしており、聞き耳を立てて聞いていたが参考になるものだった。
ただ、要所要所に入らないアピールがあり、個人的にはそれが気になってしかたなかった。
旦那だったらめんどくさいだろうな、というのが率直な感想だ。
実際、奥さんは終始浮かない顔をしており、なんだか気になってしかたなかった。
いわゆる昭和的な価値観なのだろうか、そういうのって苦手なんだよな。
味は良かったけど、客前でそれを出すのはダメだよ、接客業なんだから。
まあ、そんなこと気にしない客がいるんだろうからいいのかもしれないが。
Damage Bad
そこから少し寄り道しようかとも思っていたが、空は雲行きが怪しい。
予報でも不安定とか言われていたので、とにかく帰途を急ごうと考えた。
調べるとほぼ一本道でいけるルートがあったので、そこをひた走る。
冒頭にも書いたが、同じような景色の道は、走っていて正直きつい。
しかし、他方で体力もしんどくなっている中であまりに迷うのもメンタル的にきつい。
ここはフィジカルの負荷を軽減することを優先、何せ左足は引き続き痛い。
そして空には雨雲が迫っている。
西から東に向かって移動しているので、本当に追いかけられている思いだ。
途中謎の道中橋も。
なんだこれ?
ともあれ、足も痛いし時折さす日差しが痛いし暑い。
1分でも早く家に帰りたい。
とはいえ水分もすぐに尽きて口が渇く。
ちょっとの気温上昇が即命取りだ。
この時期はトイレ行かずに4〜5Lくらいの水をマジで飲んでいる。
しかも水分だけじゃダメなんだよな、ミネラルとかカロリーも取らんと行かん。
自販機とコンビニで水分を購入しながら無事帰宅。
元々120kmくらいで収めようと思っていたが、蓋を開ければ150kmを超えていた。
ロードに乗るようになって2週間空いたのは初めてだが、体力よりも違うフィジカルが削られるのだなということは改めて実感した。
やはり日々少しでも動くから保てるものもある。
歳をとってからの運動とはそういうものだ。
これから少しずつ涼しくなっていくだろうから、楽しんでいきたいですね。
やっぱり自転車は乗っている時間そのものが楽しい。