ハート❤️
定期巡回
8月は別の用事やれ台風やれがあり、これまでで1番自転車に乗らなかった。
夕方になると雷雨で環境が荒ぶりまくっていたのもあるし、そもそもあまりに暑すぎるのもあったし、いずれにせよ自転車ライクではなかった。
そして時は流れてもう9月だ。
暦の上では秋なのだが、気温は相変わらずの高温状態。
しかし、徐々に最高気温が下がっているし、明らかに風は涼しくなった。
殺人的な日差しもだいぶ和らいでいる。
気温は高くても、季節は確かに秋である。
自転車の面白さはこうした四季の移ろいをダイレクトに肌で感じられるのがいいところ、私は街中よりも自然豊かなところが好きだ。
沼巡りもその現れである。
よっしゃ、沼行ったろ。
定期巡回や、秋の沼はどないや。
そんなわけで先ずは渡り鳥も多く飛来する手賀沼へ。
みんなまだ暑かった
流石に何度も足を運んでいるエリアだ。
同じ道を通れば飽きてしまうな、とは思いつつ、最近あまり乗れていないので道は安心のルートを基本的には見繕って走る。
ただ、あちこち工事中だったところも出来上がっている。
江戸川沿いのサイクリングロードだが、自動車専用道路に続く道が出来上がっていた。
以前はこの芝生のところに休憩エリアが敷設さえれていたが、今はなくなっていたな。
せっかくなので出来立ての出口から降りることに。
そんな感じで走っていたらわりとスイスイ進んだので、少し寄り道をすることに。
割とよく通っていたのに今まで気が付かなかったのだが、実は近藤勇の屋敷があるとな。
よっしゃいっちょ寄ったろうというわけだ。
改修工事中だった。
もっと早く気がついていれば見られたかも知れなかったが、今となっては仕方ない。
またの完成をお待ちしております状態だ。
再び走り出して、而してのち手賀沼へたどり着いたのであった。
普段は公園地としてファミリーでも混み合うのだが、今日は少なかったな。
沼沿いの道をゆるゆる走りながら周回する。
白鳥は年中いるらしく、冒頭の写真もそれで撮れたのだ。
2羽が仲睦まじく向かい合っていたわけだがなんのことはない、水をがぶ飲みしていた。
白鳥もこれだけ暑いと口乾くんだな。
半ば以上濁った水をそれはもうゴクゴク飲む様は、なんだか羨ましくすらある。
私は美味しい水しか飲みたくない。
ともあれ、秋の手賀沼もいつもとからわらず何かしらの野鳥がいた。
少しく休んでいると鳩が近寄ってくる。
浅ましいやつめ・・・こいつだけは街中でも手賀沼でも変わらない生態を見せてくる。
ちなみに走っている時にぶつからない程度のところにいたが、アホなこいつは焦って避けようとするが、ちょっと横にずれれば問題ないのにわざわざ進行方向に合わせて飛んではアワアワしている。
間抜けめ・・・。
走行している間に腹も減ったので飯を食うことに。
今日のラーメン:環七らーめん てらッちょ。
鳩に絡まれながら調べると、駅も近いこともあり割とラーメン屋はあれこれある。
その中でなんとなく好みそうなところを選んで向かう、その名もてらっちょ。
先客は幾人かあったが、ちょうど座れた。
サイドメニューはあまりなかったので、今回はラーメンのみ食べることに。
太麺と中太麺と選べたが、私は後者を選び待つこと数分、割と短時間で供された。
写真では背脂チャッチャ系かと思いきや、系統的には以前に一度だけ食べたことのある土佐っこラーメンに近かった。
初めスープを一口啜ると「味薄くね?」と思ったが、麺に出汁タレが絡んでおりそれをしっかりと混ぜるタイプで、上部は背脂がしっかり乗せられていた。
味自体は割と良くて普通に美味しかった。
コッテリ目ではあるが、何故か私は背脂だと胃もたれもしない。
こういうがっつりコッテリした感じが売りらしく、アップセル商品はチャーシューモリモリ系だったので、普通のやつがちょうどよかった。
バイトの若いにいちゃんねえちゃんでオペレーションしている店だったが、なぜか店奥のところが水浸しだった。
カウンター席にお願いします!とか元気に言われて奥に行くと足元びっちゃびちゃで、半分以上の客がそこから別席に移っていく。
サービス業という言葉の意味を、誰か1人でもいいから考えて欲しかった。
味は悪くなかったけど、多分2度と行かない。
帰途はゆるゆる、体と相談
飯を食べると近くの公園で食後の缶コーヒーを飲みながら休憩。
而してのち帰途についたのだけど、帰り道も極めてスムーズであった。
今回はほぼ同じ道を辿って帰ってきたのだけど、体力的は本当に終盤までどうということはなかった。
以前はどこまで行けるかを試していたが、今は距離よりも具に街を巡るようにしている。
近藤勇もそうだけど、結構色々とあるんですよね。
日差しは変わらず強いものの、季節は確実にうつろっている。
気候的にはすでに亜熱帯らしいが、冬はそれなりに寒いからまだまだ熱帯にはならないらしい。
そして日本人特有のいい加減さで、昔よりは暑いけど、相対的には秋でいいんじゃね?という感じで今は秋だ。
来週もまたどこかの自然景観の中に秋を見つけに行こう。
紅葉はまだしないだろうが、この移ろいはやっぱり日本である。
いい疲労感を持って家に着いたのであった。