休日ライダーのつぶやき

アラフォーにしてロードバイクを入手、1人でひた走る日々の日記

7/20_灼熱の八景島

暑さには負けたくない

先週梅雨明けが発表された。

 

始まりも遅かった気がするか、この間もあまり雨が降っていないような。

 

確かにスコールのような事象はしばしば起こっていたが、空梅雨とも言われていなかったからまあそれなりに実は降ったのだろう。

 

そして明けた途端に夏が始まった。

 

30度超えは当たり前、34度くらいの日が2週間くらい続くらしい。

 

私はフルリモートなので平日はほぼ家にいるのだが、30度くらいの日で会議などがなければ、冷房をつけずに過ごすなど暑さ対策は地味に行ってきた。

 

ある程度は慣れておかないと、本当にあかんからね。

 

そして週末だ。

 

梅雨が明けて快晴だ。

 

もはや暑過ぎて湿気もあまり感じない、熱帯地域のようになってきて久しい昨今、この夏に挑もうではないか。

 

そんなわけで、夏といえば海ということで、八景島を目指すことに。

 

本当はそのちょっと手前の名もなき公園を目指していたが、ちょっといったら八景島やん、と途中で気づいたのでそっちに変えたのだが。

 

暑い、それはもう、ひたすらに

さすがにど日中は危なそうなので、朝早めに起きて出ることに。

 

5時に起きて、飯を食べたり準備をしたりしていると6時半くらいに出立。

 

朝から暑いは暑いが、我慢できないほどではなく、やはり日差しがそこまで強くないので存外快適だ。

 

今日は少し風もあったので、そこに日陰が重なると最高である。

 

横浜方面については以前軽くトラウマがあったので、今回はその反省も踏まえてルートを選びながら走るのだけど、やはりGoogleマップに騙された。

 

平気でルート指定しておきながら、行ってみると自動車専用道路。

 

しかも、ここ前回反対側から渡れなかったとこやんか!と、気づくのに時間は掛からなかった。

 

改めて地図をみると、一本で行けるルートを発見、結局大きな通りに沿っていくのが1番確かである。

 

カッコつけて街中を縫うようなルートを平気で提示してくるが、下手すると畦道だったりするからな。

 

気を取り直して一路目的地を目指す。

 

 

ちなみにそんな迷っていたのが確か8時半くらいだったが、この時点で2本の追加補給をしていた。

 

家を出る時にもちろんボトルに水を満タンにしていくが足りるはずがない。

 

意識的に水分を多く取るようにしているのもあるけどね。

 

 

徐々に日差しも強くなってくる頃にアスファルト、タイヤを切りつけながら走り抜ける。

 

本当にこの時期は日差しが痛い。

 

そして暑さにより汗も出るし、体力も削られるので途中でおにぎりを補給。

 

燃料も投下してペダルをこぎ進む。

 

あとはひたすら直進していくだけのところまで来たが、こういうのって地味にきついんだよな。

 

なんとかかんとか走り抜き、無事八景島へ。

シーパラダイスははるか向こうに、ひとり者の私はそんな景色を遠くに眺めながら、シャッターを押すのであった。

 

歩道橋みたいなところはそれ以上進んでも何もなさそうだったので少し引き返して、小休憩を取ったのち橋を渡って公園地へ。

この景色のすぐ裏で、小学生なのか地元の子供会なのか知らないがスイカ割りが催されていた。

 

同じような掛け声を引率のおねえさん方が繰り返しているわけだが、なんだろう、ちょっと町田康の小説の世界のような感覚に襲われた。

 

それはともかく、すでに海開きもされているようで海水浴に興じる人々が。

 

ただ、いつになく磯臭い、なんなら青臭い。

 

なんだと思ったら水草が大量発生しており、まだその処理が終わる前だったようだ。

 

そんな水草もかき分けながら水遊びに興じているが、臭くないだろうか。

 

この段階でいうのもなんだが、私は正直あんまり海が好きじゃない。

 

なぜなら臭いから。

 

あの磯香りとか言われている生臭さがどうにも好きじゃない。

 

沖縄くらいまで行けば水は綺麗だけど、入るとベタベタするし。

 

なので、本当は川の方が好きなんですよ。

 

透き通った清流を時に渦をなし、時に波をなし絶え間なく流れていく様をみていると時間も忘れ(略)。

 

 

しばらく休憩して時間はお昼に近づいていた。

 

帰りがてらい前回行った店に再訪して昼を取ることに。

 

 

今日のラーメン:ラーメン子安(再)

今回は以前に横浜方面へ来た際に立ち寄った子安へ再訪。

 

老夫婦2人でやっているオーソドックスなラーメン屋で、いわゆる家系でもない鶏ガラメインの中華そばだ。

 

私はキャベツラーメンと餃子を注文、ちなみに餃子ももちろん手作りで、ピークタイムが過ぎていたのでチネチネと2人で餃子を仕込んでいた。

 

 

ラーメン自体はオーソドックスな中華そばながら、ごま油ががっつり効いておりその香ばしい香りがこのクソ暑い中ではいい刺激になり食欲をそそる。

 

麺は中太のちぢれ麺、具はめんまとチャーシュー、海苔だ。

 

全体的に言ってこれぞという変わり種はないが、ちゃんと仕上げている安心の味だ。

 

私はこういうオーソドックスなやつ好きなんですよ。

 

そして餃子は前回も食べたが、ニンニクもしっかり効いており、餡自体に味もついている。

 

野菜も歯応えが生きており、かつ肉汁もばっちりでかじると飛び出すくらいだが、面白いのがみだりにぼちゃぼちゃしない。

 

だから旨みがしっかり噛み締められるんですね。

 

正直水分取りすぎなくらい取っていたので、ちゃんと食べられるかしら・・・と思っていたがそれは杞憂であった。

 

汗として抜け出た塩分もスープでしっかり補給して店を後にした。

 

体に良くない暑さ

帰りはマジで足が重かった。

 

距離だったり起伏だったりはそれほどでもなくて、体調も結構良かったがやはりこの暑さ、というか日差しでかなり削られた。

 

走っていると風が当たるので幾分涼しいとはいえ、この日差しの前では焼石に水だ。

 

日焼け止めをちゃんと塗ってい流にも関わらず、徐々に鼻の下などの皮膚の薄いところがピリピリとし始める。

 

途中公園などで頭に水をぶっかけては冷やして、こまめに休憩もとるのだけど、本当に暑い。

 

私は日差し帽子のためもあってヘルメットの下にキャップもかぶっているのだけど、流石に暑過ぎて今日は取った。

 

それでも頭に熱がこもる感じがして、如何ともしがたかった。

 

そんな灼熱の中あくせく走っている最中顔を見上げるとなつかしのキャラが。

ぬ、ぬ〜ぼ〜だ!

 

エアチョコをもなかで挟んだ懐かしの駄菓子のキャラクタで、当時ゲームにもなったのだが今の若者は知るまい。

 

手頃な値段ながら美味しかったのよね。

 

ゲームボーイでゲームにもなったのだが、近所にいた幼馴染が買ったので借りてやった思い出だが、どんなゲームだったかは思い出せない。

 

鶴見区にある森永製菓さんの拠点の壁にこっそりと残り続けているささやかな思い出・・・。

 

俺もおっさんになったな。

 

 

ともあれなんとかんとか無事帰宅。

 

流石にこの熱量なので、今日は速度もゆっくり目にして走ったがそれでもかなり消耗したな。

 

私の中でなぜか習わしになっている缶コーラは、割と家から近いコンビニで一息つきながら飲み干す。

 

家についてからシャワーを浴びながら顔とかあちこち冷やしたけど、これまでにない疲労感に見舞われた。

 

 

距離120km、消費カロリー約2000kcal。

 

買い物に行ってビールを飲んでいたら夕立が。

 

雷雨で少し暗い涼しくなるかと思ったらそうでもなかった。

 

今年の夏もまだまだ暑いぜ!